![]() |
| 2005年 5月15日(日) 「中山弘子メールマガジン --第2号--」より メールマガジン登録はこちら みなさん、 こんにちは。中山弘子です。 ゴールデンウィークも終わり、緑が力強さを増しています。 一年中で最も気持ちの良い季節、みなさんの活動も全開でしょうか。 私も連休明けから新宿区基本構想・基本計画などの策定を 100人規模の区民参画で行うための新宿区民会議への参加呼びかけに 連日、地域へでかけています。 新宿区民会議への参加申し込みをしていない方、31日までにぜひ 申し込んでください。(詳細は新宿区ホームページをご覧ください。) http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/210101kikaku/17kuminkaigi/youkou.pdf  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■□ 今号の話題 □■ □■ ≪子育ての楽しさを伝えよう!!≫ ■□ 新宿区では本年2月、 子育てコミュニティタウン−みんなで子育てを応援するまち新宿− を目指して次世代育成支援計画を策定しました。 この計画は全国に先駆けて策定に取り組み、調査や地域での意見交換 などをきめ細かく行ったほか、計画の目指すものや、 施策内容の分かりやすさにもかなり努力して編集しています。 関心のある方にはぜひ手に取っていただき、新宿区の子育て支援 についてのご意見など頂けるととてもうれしく思います。 さて、この計画の中で、今後の検討課題とされた大きなものに 子育てへの経済的負担感の緩和策があります。 言うまでもなく、子育てへの経済的支援策は児童手当など 本来、国の所管するところですが、自治体レベルへの要求も強く、 またその取り組みも多く見られるところです。 新宿区においても乳幼児医療費の無料化を先導的に取り組んだ 実績を持っています。 そうした経緯の中で、先日来、有識者の方々から子育てへの 経済的支援に関するデータや見解などをお聞きする機会を設け、 区として鋭意検討を進めています。 そうした中で、経済的支援策とは別に深く考えさせられたのが、 「子育ての楽しさ」を伝えることの大切さです。 (財)こども未来財団が平成15年度に実施した 「子育てに関する意識調査」で子育てのイメージや子育てにおける 不安・悩みを未婚層、子どものいない既婚層、子育て層別に質問 した結果は、私にとっていささか衝撃的とも言えるものでした。 子育てのイメージについて子育て層が「子育ては楽しい・やや楽しい」 と回答している人が8割強あるにもかかわらず、子どものいない 既婚層では6割強にとどまり、未婚層では6割弱の回答となっています。 裏返して言えば、未婚層にあっては4割強の人が、 子育ては「やや辛い」「辛い」と回答しているのです。 また、現在あるいは将来の子育てにおける不安・悩みについても、 子育て層は第一位として子どもの病気や発育をあげていますが、 子どものいない既婚層、未婚層はともに経済的負担が重いと 回答している状況にあります。 こうした回答を見て、私の脳裏に鮮やかに浮かび上がったものがありました。 それは三十数年前、私が働き始めたころ、仕事も、家庭も、子育ても と考える女性たちに対して、仕事と家庭や子育ての両立の困難さを 伝える情報は世間に溢れていても、仕事の楽しさや家族や 子どもを持つことの楽しさについての情報は大きく欠けていた状況が 思い起こされました。 多くの人々が働くことや家族を作り子どもを産み育てることの意義や 楽しさを感じたり、考えることのできる情報提供、メッセージの発信が 今、切実に必要と思うのですが、いかがでしょうか。 仕事も家庭も子育ても責任や負担を伴いますが、 その反面として達成感を持てたり、自分を育てることができたり、 癒されたりして何とも言えない楽しさを多くの人は感じていると思います。 しかし、メッセージとして楽しさの部分が伝わっていないのはなぜなのでしょう。 私は今、子育てには多くの人々のちょっとした手助けや暖かい助言と 子育ての楽しさの伝え合いが必要なのではないかと思っています。 時代が大きく変化し、親が子育てに不安感を持ち、 親自身が未成熟であることが問題であるとの認識も広がる中で 子育ての楽しさを具体的に発信し、老若男女を巻き込んだ 「子育てをみんなで応援するまち」を実現したいと心から願っています。 ○●○●○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○●○●○ 区長のつれづれ日記 ○●○●○ __________________________○●○●○ 5月の連休を利用して、昨年来より計画していた台湾に行ってきました。 これは昔、暮らしていた地を訪ねたいという80歳になった母の思いと、 生まれた地をこの目でみてみたいという私の願望が重なったものです。 母、私、下の娘の女三代の旅でした。 終戦の翌年、引揚船で日本に帰って来て以来、59年ぶりの故郷 を訪ねた旅は、天気にも人にも恵まれた旅でした。 訪ねた地は台湾北東部の羅東という台北から快速電車で2時間ほどの町です。 宿泊したホテルの経営者夫婦はなんと母と同世代で、ご主人は 早稲田大学出身、奥さんは母が勤めていた同じ小学校に勤務していた とのこと、日本語で話が弾みました。 私が生まれたという郡役所の近くの官舎はもうとうに影も形もありません でしたが、郡役所の跡は警察署と税務署になっていました。 赤ん坊の私が覚えているわけもありませんが、何か懐かしい、 少し親孝行できたかと思えるセンチメンタルジャーニーでした。 それにつけても台湾の現在は中国との関係や世界における位置など 難しい状況にあり、心を寄せ関心を持たざるをえません。 さて、私は区の広報5月号から毎号15日号にコラム「新宿・まち・人・仕事」 の連載を始めました。(*) このメルマガも毎月15日発行ですが、ぜひ両方読んでくださいね。 区の広報の15日号掲載の原稿は実は前月25日締め切りで書いています。 電子情報のメルマガは今日書き上げて今日発送で、情報鮮度も抜群です。 これからも生き生きとした内容でみなさんに楽しく読んでいただけるよう 書いていきたいと思いますので、宜しくお願いします。 (*)コラム「新宿・まち・人・仕事」は広報掲載後、 随時、新宿ホームページ内「区長の部屋」に掲載されます。 コラムバックナンバーはこちらからご覧ください。 http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/kucho/column/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2005年 4月15日(金) 「中山弘子メールマガジン --創刊号--」より メールマガジン登録はこちら こんにちは。中山弘子です。 私が区長に就任してから早いもので、もうすぐ2年5ヶ月になります。 そして私を区長にと活動してくださった「新しい新宿を創る区民の会」 のみなさんが新たな体制で活動を開始してから1年が経過しました。 そうした活動の一つとして、ホームページが立ち上がったのが、 昨年の12月、そしていよいよ「中山弘子メールマガジン」の創刊号です。 17年度のスタートの4月を期して、これから毎月15日に みなさんへ私の思いを届けることができたらと考えています。 世の中の動きについて、区政のこと、まちの話題など 私が考え、感じていることをお届けします。 また、ホームページの「活動アルバム」は写真を添えてビジュアルに 私の動きや思いを感じ取っていただけるよう 出来る限り更新しておりますので、合わせてごらん頂ければ幸いです。 またみなさんのご感想などいただけるととても励みになります。 なぜなら、区長の仕事は一生懸命に取り組めば取り組むほど 質・量ともにハードです。思いは強く持っているにも関わらず、 時間がないなどを理由にする「ダメな」生来筆不精の私の背中を ぜひみなさんに押していただきたいのです。 心からみなさんとの双方向のメルマガ、ホームページになることを願っています。 でも、気楽に読んでくださいね。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■□ 今号の話題 □■ □■ ≪新宿区は景観行政団体になる!!≫ ■□ さて、創刊号の話題は"新宿区は景観行政団体になりたい"と東京都に 手続きを進めていることについてです。 昨年の6月に景観法が制定され、景観行政団体になることにより、 今後の都市景観のあり方を地域自らが決めることが出来るようになりました。 今、都市の魅力を高めていくためには景観について地域のレベルで議論し、 自らの基準をつくり上げていくことがとても大切であると私は考えています。 新宿区は平成3年12月、23区で最も早く自主条例としての 景観まちづくり条例を制定し、これまで地道に景観行政に取り組んできました。 そうした中で課題も明らかになり、景観に関する総合的な法律としての 景観法の制定をふまえ、景観行政団体となるための準備を進めてきました。 これは本年2月に策定した「新宿区第四次実施計画」の中でも予算を担保し 計画化しています。 先日、東京の都市計画等も深く研究されている北海道大学大学院教授の 越澤明さんとお話する機会があり、景観法について全国の状況を知る 専門家の立場から、東京都知事同意を得るための手続きを早急に 進めるべきだとの貴重な助言をいただきました。 そして、4月1日現在でもう既に29市町が景観行政団体の知事同意を得て、 多くの団体が景観行政団体となっていることなども教えていただきました。 そこで4月11日、私は東京都の都市整備局長を訪ね、 新宿区は景観行政団体になりたい旨の 知事宛区長名の協議書を提出してきました。 東京都にもいろいろな考えがあるのでしょうが、 新宿区はこれまで地道に景観行政に取り組んできていることから ぜひご理解をいただきたいと思っています。 景観法にどう向き合っていくのかを「地方自治」の観点から見れば、 まさに自治体と住民の実力が試される試金石であると考えています。 ○●○●○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○●○●○ 区長のつれづれ日記 ○●○●○ __________________________○●○●○ 今年の桜は急に初夏を思わせる暑い日を迎えて満開となり、 御苑の桜、神田川沿いの桜をはじめとても見事でした。 4月3日に開催された早稲田さくらまつりも今年で17回目、 祭りは地域の交流と元気の素になっているとつくづく感じさせられました。 また先日、「落合の緑と自然を守る会」の方から、 会が発行した「落合昭和地図」を届けていただきました。 地図と写真等で構成された落合地区の昭和以降の文化地図ともいえるものです。 また、「内藤新宿300年落合第一地区委員会」編集・発行の 「新宿おちあい 歩く、見る、知る」は平成10年に初版が 発行されてから4版(改定)版を重ね、地域の愛読書となっています。 これらのまちの人々によって編集された冊子は、 落合の住人でもある私にとっては特に興味深く手元に置いて楽しんでいます。 これは一つの例で、今、町の歴史や文化を掘り起こす活動が 区内の各地で取り組まれており、私はとてもうれしく思っています。 まさにわが町への愛着と誇りを持てるまちづくり活動であり、 今号の話題の景観行政にもつながるものと言えましょう。 新宿は江戸以来の多くの財産を持っています。 もっともっとみなでこうしたまちの歴史や文化を楽しめるといいですね。 さて、高校・大学時代等を新宿区で過ごし、ベストセラー「五体不満足」の著者、 乙武洋匡さんが新宿区の「子どもの生き方パートナー」として、いよいよ活動を始めます。 乙武さんは子どもたちの「生きる力」を育てることに大きな貢献をしてくれるものと思います。 地域で様々な活動をしている多くのみなさんとおいおい連携できることを願っています。 ではまた次号でお会いしましょう。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2004年 12月12日(日) みなさんこんにちは。 新宿区長の中山弘子です。 区長に就任して早いもので2年が経過しました。振り返ってみるとあっという間でもありますが、多くの皆さんに出会い、支えられた充実した2年間でした。 この間、「賑わいも一番、暮らしやすさも一番のまち新宿」を目指し、少子高齢社会への対応や安全で快適な文化の薫るまちづくりを課題に、区民や地域団体、事業者の方々と協働し、力いっぱい取り組んできました。そうした中で、今私が強く感じていることは、住民自治を基礎とした共生・協働の分権型社会を実現していくことの重要性です。 ■三位一体改革の迷走■ 昨今の三位一体改革の迷走ぶりはこの国の現在の姿を如実に表しているように思え、残念でなりません。中央集権的な制度や運用のもとでの義務教育や福祉の疲弊は根深いにもかかわらず、その中にどっぷり浸った既存勢力とそれを支える人々の意識や行動に落胆や怒りを覚えますが、これも現実として受けとめ、自治体における自治の能力と体力をつけるため、なお一層努力しなければという思いを強くしています。自治体が住民の身近なところで責任を持って政策と税金の使途を決めていくことができるようにするためには、財源を国のひも付きで配布するのではなく、歳入や歳出の両面で自由度を高める方向に税財政システムを転換させることが必要です。国等の関係者はサービスの一定水準が確保できなくなる等の反論をしていますが、こうした言い分は分権改革に反対するときの決まり文句とも言えます。そうした言い分に反論するためにも、区民のみなさん等と協働で、創意工夫に溢れた政策の立案や効率的で効果的な執行にあたらなければと決意を新たにしています。また都区間の地方分権を進めるための18年度に向けての都区制度改革の協議についても促進を図らねばなりません。 みなさんに大きな関心を持って応援し、見守って欲しいと思います。 ■愛着と誇りにつながるまち歩き■ さて、話は変わりますが、ウォーキング運動発祥の地が新宿区内だったというのはご存知でしょうか。10月17日、緑豊かな明治神宮外苑絵画館前広場で「あるけあるけ」記念碑の除幕式が行われました。この碑は日本ウォーキング協会の40周年を記念したものですが、東京オリンピック開催中の第1回ウォーキング大会から40年を経てウォーキングは地域の健康づくり運動として定着してきています。私はこうしたウォーキングとあわせて、江戸以来の歴史を持つ新宿のまちでは地域のまち歩きが文化・観光の側面やまちづくりの側面からもっともっと定着するよう支援していきたいと思っています。 新宿の地場産業である染色の工房などを巡る落合スタンプラリーも先日行われ、盛況でした。また神楽坂のまち歩きもとても人気です。まちの人々の努力の賜物といえ、「歩いて楽しいまち」、「訪れてよし、住んで良しのまち」を目指し、歴史や文化への愛着や誇りに支えられたまちづくりに力を尽くしたいと思っています。 新宿歴史博物館では「小泉八雲没後100年展」が行われています。八雲が日本で最も長く暮らし終焉の地となった新宿区と八雲の生誕の地であるギリシアのレフカダ町とは友好都市提携をしており、レフカダ町の文化センター理事のニコデムさんが来庁されました。女性同士ということもあり、短い時間でしたが、とても打ち解けてお互いに親近感をもつことができました。しかし実は私は勉強不足で外国語が苦手です。こうした機会にはもっと話すことができたらといつも後悔し、残念に思っています。 では、また。 |