| 2005年 11月30日(水) 「中山弘子メールマガジン --第7号--」より メールマガジン登録はこちら みなさん、こんにちは。 早いもので、今年最後の第4回定例区議会が25日(金)から始まりました。 12月6日(火)までです。 今定例会は、アスベスト対策や18年度実施に向けた区制度児童手当の 準備経費の補正予算などが審議されています。 また、現在、世情を騒がしている建築確認申請に際しての 構造計算書偽造事件はあってはならないことです。 怒りを感じるとともに、職業倫理やチェック体制への信頼を真っ向から 否定する事態に底知れぬ不安を感じ、「この国はどうなっているのだ」と 気も滅入りますが、現実を徹底して見つめ、 解決への道を皆で探さなくてはと思っています。 ■も く じ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【多文化共生のまちづくり】 【新宿のまちの力】 ★今号のコラム「新宿・まち・人・仕事」 in 「広報しんじゅく」のご紹介★ ◆中山弘子オフィシャルサイト-Love Shinjuku ネット更新情報◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○●○●○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○●○●○ 多文化共生のまちづくり ○●○●○ __________________________○●○●○ 11月4日の大久保地域センターにおける「区長と話そう しんじゅくトーク」は 「多文化共生のまちづくり」がテーマでした。 新宿区の人口は約30万人、そのうち3万人弱が外国人です。 日本の外国人比率はわずか1.5パーセントであるなか、 新宿区の1割という状況は、欧米諸国の外国人比率とおおむね同じです。 新宿のまちは、常に時代の先端を走ってきましたが、 こうした面でも時代を先取りしているといえます。 中でも大久保特別出張所の外国人比率は23パーセントで、 区内で一番高くなっています。大久保1丁目についてみれば、 45パーセントを外国人が占めています。 トークでは多くのご意見をいただき、そして本当に考えさせられました。 それは、1980年代後半から増加しているニューカマーとよばれる韓国人の集住 と彼らのコミュニティ、ネットワークの形成がその地域に住む日本人に 少なからぬストレスをあたえていることによっています。 皆さんもご存知のように大久保通り、職安通りにはハングル文字の 看板の店が立ち並び、この界隈に食堂、スーパー、衣料品店、薬局、 美容室、ホテル、教会と生活に必要なすべての業種がそろっています。 まちを歩けば、韓国語が聞こえ、まさに「大久保に小さな韓国がある」といわれ、 マスコミでも大きく取り上げられています。 韓流ブームの中で大久保のまちに、多くのお客さんも来て賑わいも 増すなかで、反面これまで長年このまちで暮らしてきた人々には 大きな戸惑いもあります。 商業活動や生活の仕方、文化の違いも反映し、日常的に小さなトラブルが 重なるとともに、まちの構成員が大きく変わることにより 顧客の獲得などの経済活動にも大きな影響が出ています。 多文化共生のまちづくりの必要性は理解しても、 日々の暮らしの中で納得できない、 何ともいえない気持ちや状況に直面しているといえましょう。 新宿区が「しんじゅく多文化共生プラザ」を歌舞伎町2丁目の ハイジアビルに9月にオープンして3ヶ月がたちました。 ここでは、地域におけるコミュニケーションの基本としての日本語学習や相談と 合わせて外国人が新宿で暮らすための具体的な情報提供が行われています。 地元の町会長が講師になり、「町会ってなぁに」といった講座も開かれています。 そして先日、ホームページ内(http://www.love-shinjuku.net/)の 活動アルバムでも紹介した多文化防災訓練も開催されました。 今後、もっともっと地元で暮らす日本人と外国人が交流し、話し合い、 困難なことも協力し、解決する、そんな場をつくっていかねばと考えています。 新宿区は外国人が多いことを新宿のまちの積極的特徴として位置付ける 多文化共生のまちづくりを推進していますが、 こうした多文化共生のまちづくりを進めるためにも、 これまで長年地元で地道に活動してきた日本人住民・事業者の不安や戸惑い、 困難な事態に十分思いを寄せることが大切であることを一層実感しました。 大久保のまちが、多くの人々が行き交い、商いも活発で、住む人も多い 心豊かなまちであるよう、今が関係者皆の一番の頑張り時であると思います。 皆さん、鉄砲組百人隊の歴史を持つまち、そして多文化共生のまち大久保の 町会や商店街など地元の皆さんの活動を応援してくださいね。 ○●○●○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ○●○●○ 新宿のまちの力 ○●○●○ __________________________○●○●○ ホームページ内(http://www.love-shinjuku.net/)の活動アルバムでも 紹介しましたが、11月10日、「モア4番街オープンカフェイベント」に 世界的なジャズミュージシャン渡辺貞夫さんが アフリカ出身の皆さんを引き連れて来てくださいました。 渡辺さんは当日、お忙しい中、皇居での旭日小授章の授与式を終えて 駆けつけて下さったのです。 道行く人は皆、足を止め、熱い演奏を楽しんでいました。 私も間近で、演奏を楽しむことができて本当に幸福でした。 渡辺さんにお会いするのは初めてでしたが、 奥様もご一緒でとても親しみやすく、素敵な方でした。 ミュージシャンとしての素晴らしさはもとより、 何ともいえない輝きと穏やかさを感じさせる素晴らしい方でもありました。 愛知万博での活躍では、こうしたお人柄にも魅了された人々も 多かったのではないででしょうか。 ここ一ヶ月の間に、渡辺貞夫さんをはじめ、 各界の素晴らしい方々にお世話になっています。 このオープンカフェでは、ICチップによる最新情報技術のイベントを 予定していることから、情報通信技術の世界的研究者である 坂村健東京大学教授に教えを請うことができました。 また、漱石公園のリニューアルの検討会にあの漱石先生の孫、 エッセイストの半藤未利子さんにご参加いただきました。 このように素晴らしい方が多忙な中、新宿のまちに関わっていただけるのは、 まさに新宿のまちの持つ力だと思います。 本当に嬉しい限りです。 こうした新宿のまちの力を区民みんなで、もっともっと磨きをかけたいですね。 中山 弘子 |